2021/9/2 ごはんを食べなくなって5日目のでかちゃん②
ごまとちーちゃんに退路を断たれたでかちゃん。
Mくんとちゃんと話をする。
そう決めて、わたしは「今のこの状況を生み出した原因としてのわたしたちのあり方」「わたしがこの体験を通して何を学ぼうとしているのか」「わたしがでかちゃんともじゃにひたすらに向き合うためにMくんにおねがいしたいこと」等をノートに書き連ねていった。
そしてMくん帰宅後、それらをぶちまけた。
…と書くと、わたしがまるで「おねがいね!」とかわいらしく話したかのように読み取れてしまうかもしれないけど、否、そうはいかない。98%はお説教のような語り口…。ノーーーーー!No!!そうじゃない!と思いつつも、そうなってしまうわたしのサガ。まぁ仕方あるまい。想定内。
それでもMくんは、わたしの言葉に真摯に耳を傾けてくれて、2人で力を合わせて前に進んでいくことに賛同してくれた。
Mくんとの話のためにノートにあれこれ書いていく中で、わたしは、あまりにもハッキリとしたわたしに対しての「禁止事項」を見つけ出した。
「死んだらイヤだ、と思うのはダメ」ということ。生のこと死のことを体験し学ぶ中で、なぜかこんな禁止事項を作っちゃってたよ…。なんだよこれ…。でかちゃんが具合が悪くなりごはんを一切食べなくなる中で、わたしは「でかちゃん、死なないで!」という溢れんばかりの思いを、なぜか抑えつけて無きものにしようと努めてしまっていた。一体なんなんだよ、これは!!!!バカじゃないの??!!
自らに禁止していることに気づけたらこっちのもの。即座にわたしは、「死んだらイヤだ!」の思いを解錠し羽ばたかせてあげた。
それからわたしは、猛烈に調べごとに熱中した。何か手立てはないのか?今でかちゃんが陥っている身体の状態は、でかちゃんの身体に必要があって発出している症状であることはもちろんわかっているつもり。でも。でもだよ。このままニンゲンの手を介入させずにいたら、彼は旅立ちまっしぐらだよ、そんなことあっていいの?いいわけないだろ?…そんな思いが全わたし中に渦巻いており、無我夢中で調べまくった。
血眼になって調べる中、わたしはある情報に行き着いた。