2021/8/31 ごはんを食べなくなって3日目のでかちゃん
食欲の塊でしかなかったときのでかちゃん。
深夜に一回、早朝に一回、嘔吐でこの日1日が始まったでかちゃん。
午前中に獣医に行き、皮下補液と抗生剤投与を行った。獣医から帰ってくると、心なしかスッキリした顔をしているように見えるから不思議だ。ただ、今思うのは、その「スッキリした顔に見える」というのは、「点滴したから」「抗生剤投与したから」大丈夫…というわたしの思い込みというか思い上がりでしかなかったように感じている。
相変わらず、ごはんへの興味はなし。焦りが少しずつ積み重なってきたわたしは、ヤギミルクとちゅーる(という、どんなねこでも大好きな恐るべきジャンクフード笑)を少量、でかちゃんの口の中へ突っ込んだ。それで「食べたい!」という気持ちが刺激されたらよいな、という焦りから生まれたいかにも真っ当に思えるわたしの考えを、でかちゃんに一方的に押し付けた形になってしまっていた。でかちゃんは、おいしそうな顔をするわけでもなく、ひたすら嫌そうに迷惑そうに顔を背けるばかりだった。
この日無理矢理でかちゃんの口の中に押し込んだ食物はヤギミルク15mlとちゅーる1/2本。
少し安堵を感じたのは、この日の夕方、ふすまでつめとぎをしていたこと。そしてその後、タワーに上りそこで寝ていたこと。ここ数日動いているでかちゃんを見ることがほとんどなかったので、少しアクティブになっているでかちゃんを見てとてもうれしかったことを覚えている。
明朝目覚めて朝ごはんを用意したら、でかちゃんがいつものようにごはんを催促してくれたらいいのにな…とささやか且つ切実に願いながら、わたしは深夜眠りについた。