FeLV/Fiv ダブルキャリアねこ でかちゃん

発症衰弱してから還ってくるまでの記録

でかちゃん、バイオレゾナンスセラピーを受ける

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2020/12/20撮影

「でかちゃんを出せー!」と言っている写真。まだ鼻水もいっぱい出ていたね。

 

 


バイオレゾナンス。

全く前知識ないままセラピーを受けた。唯一わかっているのは、ザ波動の世界!ということだけ。原理もなにも理解せずに突入。

 

2017年秋、致死率100%といわれる病(FIP)でたーちぇという子が亡くなった。その時のわたしが尽くせる手は尽くしたのだけど、発病から約1か月でたーちぇは走り去ってしまった。どんどん弱っていくたーちぇを目の前に、苦しさまぎれにわたし自身でいろいろ調べてたどり着いたのはバッチフラワーレメディだった。もちろん「投与すれば治る」的なことはこれっぽっちも期待しておらず、ただ植物に力を貸してもらえれば、という思いで浅い知識ながらたーちぇとわたしのために診立てをしたのが懐かしい。それが、ザ波動の世界!に意識して踏み出した第一歩だった。

 

セラピーの内容は驚くほど詳細だった。とっても緻密な印象を受けた。

獣医での血液検査で数値が高かった肝臓、膵臓がキチンとヒット(不調があるとみられるところ)。驚いた。

さらに驚いたのはバッチフラワーの結果。今のでかちゃんに必要とみられるバッチフラワーがはじきだされるのだけど、この日でかちゃんは10のヒットがあった。多い…。その中でもうんと必要なものが3つ。

アスペンとオークとロックローズ。

それぞれキーワードを抜粋するとこんな感じ。

・アスペン→漠然とした不安、恐怖感

・オーク→全力を尽くす、弱音を吐かない

・ロックローズ→極度の怯え、強い恐怖

!!!!!

どんだけ怖い中で生きてきたのよ、でかちゃんは…。怖いけどその中で全身全霊で生き抜いてきたお外でのでかちゃんを少し想像したら、涙がこぼれた。

確かにでかちゃん、いつもどこか怪我して血を流してたし、大嫌いな他ねこもいたし(しょっちゅうやられてた)、一度は右前足がつけなくなりびっこをひいて歩いていたこともあった。車を見かけたら一目散で逃げていくし、ねこ以外の動物に対面することもあっただろうし。でかちゃんにとってお外で生き抜くこと=恐怖に全力で向かうこと、だったんじゃなかろうか。

このときばかりは、あーーーおうちに入れてよかったマジよかった!と心のそこから思うことができた。

ちなみに「ストレス」の有無もみてもらったのだが、Jさんいわく「全然ないねー!」とのこと。ほっと安心しながらなんか釈然としなかったのはなんで笑。

 

セラピー中でかちゃんは、ほぼスヤスヤ寝ていた。必要だったんだねー、気持ちいいんだねー、連れきてよかった…。

セラピーの内容にめちゃくちゃ確かな手応えを感じたので、その場で次回の予約を済ませた。

帰り道の車の中でも、でかちゃんはスヤスヤ眠っていた。いろんな必要なものがガンガン届いてきてきっと疲れたんだろうね。

 

ところが、おうちに着いたら「でかちゃんはー!外に行くー!外に出せー!」の叫び声がセラピー前に増して激しくなっちゃっていて、驚きはさらに重なっていく&苦笑。

Jさんはそれもちゃんと見越しており、セラピー終わり際に事前通告してくれていた。

「ハンドルが大変になってしまう可能性もあります、すみません…」

 

おうちに入れてマジよかった!のあのほんの数時間前の思いが、わたしの中でシュンとなっていく…。でかちゃんの自由を奪っちゃってごめんね、がじわっと広がっていくのを感じた。